[誰得ツール]スタック描画プログラム
前回投稿したPietコードが、解説するにはあまりにも鬼畜なので、
体力温存の意味も込めて、ちょっと脱線します。
前回(前々回?)の解説でいきなり出てきた、この画像
スタックの状態を表すのに、ちょうど良い画像ですが、
実はこれ自前です。
しかもペイントソフトの類を一切使わず、テキストファイルから自動生成しています。
この画像をテキストから作るプログラムをpythonで組みました。
動機
「いや、いいんですよ、別にペイントソフトで書いたって。
でも面倒だったんですよ。わかるでしょ?
せっかく書くなら線の太さとかボックス間の間隔とか、
揃えたくなっちゃうじゃないですか?
文字だって中央揃えしたくなるし。
そんなのいちいちやってたら朝になっちまうわ。
特に自分みたいにマウス持つのが億劫になってしまったもんには、
テキストから変換する仕様にしたほうが楽なんですよ。
わかってくださいって。」
・・・などと供述しており。
公開場所
githubにあげました。「stackVisualizer.py」と申します。
必要なもの
当然ながらpython(3系)が必要です。
また、モジュールとしては、svgwriteとCairoSVGが必要です。
使い方
テキストエディタを開きます。
次のようにスタックの状態を書きます。
[a,b,c,d,e E
このテキストファイルを適用な名前(例えば「sample001.txt」)で保存し、 stackVisualizer.pyを実行します。
python3 ./stackVisualizer.py sample001.txt
他にも、色をつけたり、サイズを変えたり、線の太さを変えたりもできます。
また、ひとつのファイルから複数の画像を出力することも可能です。
詳しくはgithubのREADMEをご参照ください。
効果
この補助ツールを作ったおかげで
何より気軽にスタックの状態を画像にすることができ、
Pietの処理の解説がしやすくなりました。
全国のPiet解説者の皆さんが喉から手が出るほど欲しくなる
ツールができたと自負しています。
(全国のPiet解説者の皆さんが何人いるかについては、
ここでは触れないことにします。)
最後に
またしてもテキストから生成する系のものを作ってしまいました。
簡単でしたが、今日はこの辺で。
では。